十二巻の感想→『異能バトルは日常系のなかで12』
目次
あらすじ
「さあ、始まりの終わりを始めよう」
日常と異能が交わり、物語は引き返せない『最終巻』へと突入する。
結局どれだけ言葉を取り繕うとも、この物語は虚構だった。全ては誰かが書いた欺瞞の積み重ねでしかなく、砂上に描かれた絵のように儚く消えゆくだけ一夜の夢でしかなかった。俺もみんなも、所詮は創作されたキャラクターに過ぎないのだろう。
宙ぶらりんのまま忘れ去られようとしていた物語は、思い出したように終わりを迎える。絵にも描けないぐらい眩しく輝く黒歴史に、一つの終止符が打たれる。観客のいなくなった舞台で、それでも叫び続けよう。
「俺達は本物だ。虚構じゃない」
『厨二病』エンタメ、堂々大団焔!Amazonから引用
作品
タイトル | 異能バトルは日常系のなかで13 |
著者 | |
イラスト | 029 |
発売日 | 2018年1月13日 |
レーベル | GA文庫 |
ページ数 | 296 |
感想

貴志貴志
前半のやっちまった感からのついに日常系のヒロイン達が巻き込まれた異能バトル。
明かされた事実に驚愕する安藤を支える無垢なヒロイン。
そして何より驚愕させられたのは自分達読者ですよ!予想外の展開展開で「おいおいページ少ないぞ」と読み進めてました。
ですが、きっちり『異能バトルは日常系のなかで』が終わっていました。どれだけ取り繕っても物語は虚構。確
かにそうですが、だから面白くだから最高に楽しめる作品でした。
厨二、乙!
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