命の尊さに気づいた時『エンド・オブ・アルカディア』

感想

 

 

あらすじ

 彼らは安く、強く、そして決して死なない――。
究極の生命再生システム《アルカディア》が生んだのは、複体再生〈リスポーン〉を駆使して戦う10代の兵士たち。戦場で死しては復活する、無敵の少年少女〈死を超越した子供たち〉だった。
二大大国が覇権を争う大戦の最前線。合衆国軍のエースとして小隊を率いる少年・秋人は、戦績不振を理由に全滅必至な機密情報の回収任務〈サルベージ〉を命じられる。しかし予期せぬ戦闘と崩落で仲間を庇った秋人は、因縁の宿敵である連邦軍のエリート少女・フィリアとともに、複体再生〈リスポーン〉不能な地下深くで孤立。性格もスキルも正反対で相性最悪な二人が協力して、地上への帰還を目指すことになり――。
死ぬことのない戦場で死に続けた彼と彼女の、邂逅と共鳴の物語が始まる!

電撃文庫から引用

 

感想

欲しかったものとは違ったけどこれはこれでありでした

死しても記憶を媒体に身体を複製して蘇る世界。

10代の少年少女に許されたアルカディアの力で戦争のあり方が変わっていました。

だけど生き返れない環境もあり、ネットで繋がっていない部分は記憶が引き継がれないという場所に主人公とヒロインが落ちていました。

生き返ることが当たり前の世界だからこそ、生き返らない環境という死への恐怖。

戦争によっての戦い方。自分の動きが命の軽さ前提という無意識のうちにしている行動

命の重さを知った秋人とフィリアの違いがありました。

隣にいる人間が死んで当たり前のように蘇る。普通の自分たちの生活では想像も出来ない世界。

一度疑問に思ってしまえばその当たり前が歪んで、当たり前にひいていた引き金に躊躇いが生まれる。

そんな世界の真実。

真実を知っての主人公たちの行動。

自分たちが生きている人間だと解らせてくれるそんな最後でした

 

https://bookwalker.jp/de2801c16f-2fae-4a1b-8218-b1c9844141ac/?acode=RffZg5gc 

作品

タイトル エンド・オブ・アルカディア
著者 蒼井 祐人
イラスト GreeN
発売日 2022年3月10日
ISBN 9784049142204
ページ数 328


 

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