ここは巨大なプリズン『さあ、脱獄を始めましょう』

感想

 

 

あらすじ

都市パノプティコン。四方を山に囲まれた、美しい町。そこで暮らす少年ヴァンは、なんの変哲もない平凡な人生を送っていた。ところが、プラチナに輝く髪を持つ謎の少女・ダイヤと出会ってから、彼の人生は変わり始める。

「ここは監獄。貴方は囚人で私は看守です」

これは、囚人と看守による巨大な監獄都市からの「脱獄」の物語。

MF文庫Jから引用

 

感想

いや脱獄しないんかい!でしたね。

自分の異能に目覚めて覗きをしたら何故かバレてボコボコにされて。

次の日から覗いた相手、ダイヤが常に近くにいる関係になっていました。

この近くにいる理由は2人が囚人と看守という関係だったから。

主人公のヴァンの能力が開眼したからではなく、記憶が戻つつあることに違和感を感じたダイヤが監視に回っていました

看守は皆、宝石の名前で他に出てくる人たちもそうでした。

問題ごとを起こせば厳しい処罰が降るというこのプリズン。

そんなことを言われてから直ぐにくらいに問題ごとに首を突っ込んだヴァンでした。

そこから看守に疑われながらも自分の能力を向上していく生活。

後半はヴァンの能力と過去。そしてやるべき事まで見つかり、壮絶なバトルアクションをしていました

良かったですねこの作品。

大体の作品は1巻でタイトル回収なのですが、まだそこまで辿り着いていなくて。

これで1巻打ち切りなら笑えない展開でした

主人公が良い意味でモブ主人公。

読んでいただけたら分かると思いますが、本当の主人公は別にいる!って感じがそそられました。

この囚人と看守。特にそれが分かってからのヴァンの周りを見る目の変化。

囚人ってことは何か罪を犯してここに入ってきたという事実。

不気味なまでの淡々としている人たちの中で、普通にしている友達や幼馴染。その普通が何か罪を犯していると考えれば、その言葉が真実か偽りか分からないという恐怖。

誰の言葉を信じて誰の言葉を疑えば良いのか分からないこの監獄は緊張感ありました

本当、今更宣伝しても遅いですが結構面白かったので2巻が出るか分からないですが、是非ともお買い求め下さい。


作品

タイトル さあ、脱獄を始めましょう
著者 藤川 恵蔵
イラスト 茨乃
発売日 2022年2月25日
ISBN 9784046811844
ページ数 281


 

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