あらすじ
終業式の後、晴れて名前で呼び合う間柄となった政近とアーリャさん。
気恥ずかしさから互いに煮え切らない態度で悶々とした時間を過ごす中、遂に待ちに待った統也主催による生徒会合宿がはじまった!
豪華絢爛な別荘宅とプライベートビーチ、夏祭りに花火と輝ける青春を謳歌する生徒会メンバー達。
リゾート地でのロマンチックなシチュエーションと非日常感に高揚したアーリャさんは挑発的な笑みを浮かべていて――。
「それで? 政近君は、どこにキスしてくれるのかしら?」
悶絶しそうになるほど刺激的な駆け引きを仕掛けてきて!?
ロシアンJKとの青春ラブコメ、ちょっぴり過激な夏休み編!ザ・スニーカーWEBから引用
感想
そうですよ、ちゃんと頭が良い人は恋にもしっかり気づく展開。これが欲しかった!
って言っても四巻になってますがそれは置いといて。
本人がどう自覚しているのかの恋心。それを遂に政近が!でした。
物語的には有希と遊園地、生徒会合宿という展開で色々ありましたが、今回もヒロインたちの個性の強さが凄まじかったです。
相変わらない無表情な綾乃。
少しだけ政近に見せる表情に変化が⁉︎と思いましたが下着姿で前に出られるのなら違うのかと思えるくらいの平常運転。
チュロスをひたすら頬張る姿が可愛い過ぎましたね。
中身がスケベ親父な有希。
本当にこの子がいてくれるだけで面白さ倍増です。
普段男が思っていることを、男がいけない場所で実現させてくれる。
女子の水着姿への感想から口出し、一緒にお風呂からのヒロインたちの身体のレビューに最高でした。
アーリャの少しずつ積極的に、不慮の事故で痴態を見られる姿が最高の合宿でした。
不可抗力と分かっているからこそ、怒った後でツンツンしながらも許す姿が可愛かったです。
本人が気づいているのか分からない恋心に、時々ロシア語でデレるアーリャの気持ち。
政近が自分自身の姿に悲観して、受け入れられない気持ちをどう打開するのか楽しみです。
作品
タイトル | 時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん4 |
著者 | 燦々SUN |
イラスト | ももこ |
発売日 | 2022年4月1日 |
ISBN | 9784041119563 |
ページ数 | 360 |
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