負けイベントですら乗り越える社畜力『陰キャだった俺の青春リベンジ2』

感想

 

 

あらすじ

高校2年にタイムリープした元社畜の新浜心一郎。前世で憧れだった美少女・春華と距離を縮めながら2度目の青春を謳歌していた。
期末テストが近づいたある日、春華の幼馴染みだという御剣に「お前のような雑魚が彼女に近づくな、テストで俺と勝負しろ」と喧嘩を吹っかけられる。
前世では負け続け人生だった新浜が、勝ち組カースト上位に挑むことになって――。
「新浜君はやっぱりすごいです! 新浜君が頑張っていたのを知っていたので、とっても嬉しくなったんです……!」
2度目の人生は、頑張りも努力も一番近くて見ていてくれる君がいる……!青春リベンジラブコメ、第2弾!

ザ・スニーカーWEBから引用

 

感想

例え負けイベントでも勝ちに行く。

前回の続きで文化祭の帰りからでした。

紫条院さんを家に送ったり、典型的な嫌な勝ち組カースト上位との喧嘩。

そして紫条院さんの両親とのご対面での圧迫面接と社畜力が試されていました。

カースト上位の御剣。典型的な嫌なやつだけど勉強が出来る。

そんな常に上を見ていて下を下衆のように扱う人が、紫条院さんの家柄か勝手に自分のものと思い込んでいるヤバいやつでした。

下の人間の言葉に耳を貸さず、例え勝負に負けても譲らない典型的なやな奴。

この部分の返しが良く、相手の言葉を使って理解させる部分はなるほどでした

そんな勉強を経てからの紫条院家へのお宅訪問。

父親の圧迫面接が大人気なさ過ぎて笑いました

ただの父親でも怖いのに大企業の社長。

その負けイベントと言っても過言ではない状況を、相手を引かせるくらいの未来ビジョンで納得させていて。

天然で距離感がおかしい紫条院さんの中にある気持ちはまだ恋になっていなくて。

ここからその気持ちが恋になって、それを自覚した時の紫条院さんの変化がこれから楽しみです。

 

作品

タイトル 陰キャだった俺の青春リベンジ2
著者 慶野 由志
イラスト たん旦
発売日 2022年6月1日
ISBN 9784041122341
ページ数 249


 

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