このモテ期は逃せない『冴えない男子高校生にモテ期がやってきた』

感想

 

 

あらすじ

「しゅきです! 付き合って――」 「ごめんなさい!」
とある男子高校生の一世一代の大告白である。が……僕の想いは一瞬で打ち砕かれた。今は人生で3回訪れるという、「モテ期」が来たことをお知らせされる時代。そのモテ期中は百発百中、告白が成功すると言われている。大井戸公也、2年生。「モテ期」はいまだ未経験。だけど、そんなの待ってられない! 可愛い彼女を作って、キラッキラの青春ライフを送りたいんだ!  変わってやる……そう決意し、モテ研究に勤しんだ僕に恋の女神は微笑んでくれるのか――。恋に恋する冴えない男子高生が大奮闘の青春ラブコメ開幕!

ダッシュエックスから引用

 

感想

この作品の設定が良かった。

『モテ期』という周期的に訪れる、絶対告白が失敗しない期間

その期間や効果範囲などは人それぞれで、数日から数ヶ月、部活内から学校全体までと規模があり。

だけどその範囲内では無双状態。唯一効かない相手はその相手が『モテ期』か本当に好きな人がいるのか。

そんな『モテ期』を欲して止まない主人公が『モテ期』に入り、恋人を作るまでの物語

モテ期に入らなくても付き合える確率はあれど、主人公は対して関係を築いていない相手に告白する恋愛したい人。

それで有名になっていたけど先生に諭されて、モテ期の友人を見習い、女の子との関係を築くことに。

勉強をして部活、そしてバイトという人との関係を広めるにはもってこいの状況。

忙しいながらも充実した毎日。

そんな中で女の子とまともに話したことのない主人公が、部活などを通して好きを育んでいました。

様々な問題ごとを解決しながらついに入ったモテ期。

誰に告白しても良い最高の展開はこの世界にも導入して欲しいやつでした。

そんなモテ期なのに悩む主人公の理由。

モテ期の凄さを理解し、今までは自分が気持ちを伝えるだけだったのに、今度は伝えられる側になった時に考えること

誰かを選ぶその決断に、周りからの後押しと、羨ましい青春が詰まった物語でした。


作品

タイトル 冴えない男子高校生にモテ期がやってきた
著者 常世田 健人
イラスト フライ
発売日 2022年6月24日
ISBN 978-4-08-631419-0
ページ数 279


 

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