義理の妹と旅へ『同い年の妹と、二人一人旅』

感想

 

 

あらすじ

「旅は一人に限る」が信条の高校生、月島海人。好きな時間に好きな場所へ──効率よく計画通りに進められる魅力に惹かれ、バイト代を貯めては全国を一人旅していた。しかし父の再婚で義妹ができたことで、計画通りに行かない毎日が始まる。北海道から来た連れ子の美少女・冬凪栞は同い年の若女将。仕事をするうちに「旅」に憧れた彼女は、海人の旅行についていきたいと言うのだ。当然それを拒否する海人だが、栞の心中を知り仕方なく了承。代わりに、二人でそれぞれ一人旅をする「二人一人旅」ということにして、日帰り旅行から始めるが──。旅を通して、お互いを知っていく。心温まる二人の物語、出発です。

MF文庫Jから引用

 

感想

「二人一人旅」。二人で旅行しているけど、偶然同じところにいるという意味。

この意味が読み終わるころには変わっている、言葉の意味の変化が楽しめました。

旅館の若女将だった冬凪栞はお客様からの旅行の話が大好き。

いつか自分も旅行に行きたいと願いながらその夢が実現出来る状況になって。

対して月島海人は一人旅が好き。誰に縛られることもなく、行きたいところへ自由な時間を楽しんでいました。

そんな二人が家族となり、義妹となった栞。

二人が出会いを覚えていて、父の旅行の記録を辿りたくて海人に旅行をせがんでいました。

一人旅が好きだけど面倒見が良い海人が栞に旅行のイロハを教えていて。

少しずつ慣らしながら、だけど二人で一人の不思議な旅行をしていました。

結局栞のグイグイくる部分が海人を巻き込みほぼ一緒の旅行。

計画が狂い、周りたいところが周れなかったのに、あったのは高揚感

誰かと一緒に旅する楽しさを義妹から教わっていました。

そんな二人の旅行する理由がすれ違いの決断。

相手を思いやって、自分の気持ちを大事にしている二人の言葉以上に家族の関係を築いていました。

 

作品

タイトル 同い年の妹と、二人一人旅
著者 三月みどり
イラスト さけハラス
発売日 2022年6月24日
ISBN 9784046814104
ページ数 267


 

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