例え救世主でも普通の女の子『私、救世主なんだ。まぁ、一年後には死んでるんだけどね。』

感想

 

 

あらすじ

救世主・神代風花は人類を救うため、一年後に死ぬ。

そんな彼女は初対面の僕に言った。
「私と付き合ってくれない?」

彼女が最期の一年でやりたいことを記した『救世主ノート』。
僕は彼氏として、その項目を一緒に埋めていくことに。
春の出会い、夏の花火、秋の文化祭、冬の逃避行。
思い出が増えるたびに気づいていく――神代は、普通の女の子だ。
人類の敵を狩っている最強の影遣いの僕なら、死ぬ前に彼女を助けられるだろう?

思わず読み返したくなる衝撃と驚愕のクライマックス。
『最強の能力者である少年』と『一年後に死ぬ救世主の少女』が織りなす最高のボーイミーツガール小説、誕生。

ファンタジア文庫から引用

 

感想

思わず読み返したくなるという謳い文句でしたが、読み返さないと理解が追いつかない私めでした。
罪華と呼ばれる人の罪の具現。
そんな存在が蔓延る現代で、それに襲われ、生きていた人間が特殊な能力を手にその存在を滅亡するために生きる。
特に主人公の影山燐は罪華に家族を殺されたから、その復讐のために生きていました
対して救世主こと神代風花は高校生活が初めてで、物語で学んだ知識で短い時間を生きていました。
読まれた方は分かると思いますが、何処からが過去で、何処からが今なのか判断に迷うと思います。
って言うか未だに自分は分からない。
最強な燐と神代が同じ時間を生きている事はおかしく、けどそう言った描写が描かれていて。
だからこそ、過去と今が結構複雑に折り重なっていることから、読み手の読解力が試される作品ってイメージでした。
後半は妙実に理解できる部分がありましたが、だからこそ理解できてしまったからこそ、矛盾点に気づいて、読み返して理解する。
そう思えるくらい複雑な物語になっていました。


作品

タイトル 私、救世主なんだ。まぁ、一年後には死んでるんだけどね。
著者 なめこ印
イラスト 珀石 碧
発売日 2022年7月20日
ISBN 9784040746135
ページ数 298


 

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