これだけ分かりやすいのに?『見た目に反して(僕だけに)甘えたがりの幼なじみを、僕は毎日論破しなければならない。』

感想

 

 

あらすじ

「感情とは害悪です。感情先行で動けば、必ず後悔します」
そう声高に主張し、論理のみを人生の指針とする生徒会長、八神錬理。
そんな彼を支える副会長であり、幼馴染でもある友禅りりは、八神に特別な感情を抱いており、【友達の話】という体で好意を伝えている。のだが、対する八神は……。
「友人が授業中に視線を向けると、頻繁に目が合うそうよ」
「ご友人が彼を凝視しているから、怪訝に思って見返しているだけです」
論破するばかりで、ちっとも気付かない。
届きそうで届かない。伝わりそうで伝わらない。論破できそうで論破できない。
じれったくて甘々な論破系ラブコメディ、始まらなさそうで始まる。かもしれない。

MF文庫Jから引用

 

感想

この鈍感主人公と分かりやすいヒロインとの両片想いの論破系ラブコメ。

これは友人の話だけどと分かりやすい嘘を見抜けず、好意を伝える友禅りり。

その話を間に受け、論理的に言葉を返す八神錬理。

あくまで友人の話だけど答えには自分の意思とは関係なく自分のことが含まれていて。

それに一喜一憂している友禅ほどわかりやすい女の子はいなく、それに全く気付かない八神ほど鈍感な主人公はいなかったです。

確かに何事にも感情で動くのは愚策。

だけどこと恋愛においては気持ちを優先させる大事なこと。

好きな気持ちに論理的思考を交えた時点でそれは何か違っていて。

だからこそ素直になれない八神が、相手の気持ちを理解せず、無難で残念な答えを出して楽な方へ逃げていく。

確かに人との関係や、上に立つ人間には必要な論理的思考でしたが、恋愛にまで持ってくるのが学生としては特に残念で

そのせいでヒロインの気持ちに気付けない勿体なく、焦ったいラブコメでした。

 

作品

タイトル 見た目に反して(僕だけに)甘えたがりの幼なじみを、僕は毎日論破しなければならない。
著者 森林 梢
イラスト Rosuuri
発売日 2022年7月25日
ISBN 9784046815866
ページ数 304


 

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