6月おすすめ新作ライトノベル

おすすめ

手違いで前後しました。

VTuberのマイクに転身したら、推しが借金まみれのクズだった

角川スニーカー文庫からの作品。

三樹春人は気づいたら推しVTuber加々宮エリンのマイクになっていた。 推しを間近で感じられるなんて役得かと思えば借金まみれ、ギャンブル好きのクズだった。 スパチャで借金完済を目指す、超ド級のクズVTuberコメディ。

笑わせて頂きました。 マイクに転身、エリンがマイクをオンにした時からオフにして少しだけの間だけマイクになれる。 マイクのミュートを弄れるくらいで、聞かれたら不味い会話をオンにして人気になっていました。

借金まみれのギャンブル好き。ノリと勢い、視聴者のファンネームをふざけたものにしていくなど笑いが止まりませんでした。 中の人と接点があり、アドバイスをしながらマイクとして推しを間近で楽しみ時にサポートする。

欲望に忠実なまま、好きなことで生きていきすぎる、見習いたくない、けど見ていたい面白い作品でした。

 

問題児の私たちを変えたのは、同じクラスの茂中先輩

角川スニーカー文庫からの作品。

成績優秀、イケメン、彼女持ち。素質はリア充な好青年・茂中碧はとある理由で留年した。 一学年下のクラスで、同じく孤立無援の問題児たちと一緒の班になった修学旅行。 彼女のアドバイスを元に、塞ぎ込んでいた問題児達の心を開いていく。

人の上部だけを見て本質が見えない世界。 問題を起こした時に大勢の人が言っていることを鵜呑みにして、その人とは関わらないように生きていくことで知らなかったこと。 関わることでその人と向き合え、理解することで真実に出会えていました。 普通がいない問題児ばかりの班。

皆んな癖が強かったですが、確かに一番の問題児は茂中先輩って感じでした。 真面目過ぎる元生徒会長の純粋さも、SNS大炎上中の地雷系女子をインパクトがありましたが、人生を達観していて、人のためならなんでもやりますという茂中先輩の行動力の源がヤバかったです。


 

高嶺さん、君のこと好きらしいよ

ガガガ文庫からの作品。

好きな人に直接告白する勇気のでない高嶺さんが流した噂。 超カタブツの風紀委員長の間宮にはそんな手は通じず直接噂を確かめられ、それを否定してしまいながらも、好きな人に想いを伝えようとする高嶺さんでした。

0か100かのカタブツな間宮。バカがつくほど正直で、誰に対しても厳しく、自分に対しても厳しい彼。 対して名前の通りの高嶺の花が相応しい高嶺さんのポンコツ具合が可愛かったです。 恋愛心理学で相手を惚れさせようと努力する姿と、その結果を超えてくる間宮が高嶺さんを惑わしていて。

ちょっと口下手で少し距離が縮まっただけで喜び高嶺さんが可愛く、不器用で正しすぎる、嫌われ役だけど誰かの役に立っている間宮が格好良かったです。


 

ママ友と育てるラブコメ

ガガガ文庫からの作品。

妹が大好きな高校生、昏本響汰。 妹の入園式にて、クールで美人なクラスメイト暁山澄を発見。 お互い妹・弟の世話をしており、徐々に仲が深まっていく。 子育てが繋がるラブコメ。

13という歳が離れた妹は歪み合う相手ではなく、ただただ愛でる気持ちしか湧かないというのが嫌というほど伝わりました。 響汰もそうですが、普段クールな澄が弟の前で見せる緩んだ表情のギャップが可愛かったです。 そんなクールな澄は成績優秀。

クールで完璧であろうとする彼女が少しずつ崩れていく姿。 響汰とスタートラインが違い、子育ての大変さを理解しながらも、そうあろうとする澄の気持ち。 純真な子どもは飾る言葉ではなく素直な気持ちを伝えてくれるから目を背け辛く、分からなくてもちゃんと見てる子ども心が素直でした。

子育てという一風変わった作品でしたが、子育ての在り方。 子どもを育てるだけじゃないその大切さがしっかりと伝わった作品となっていました。


 

うしろの席のぎゃるに好かれてしまった。

ファンタジア文庫からの作品。

友達が一人もいない日々を過ごす藤原三代が、学校有数の美少女ギャル・結崎志乃を助けたのは、ほんの気まぐれ。 そのはずが、その出来事がきっかけに、二人は付き合うことになる。

真っ直ぐで純粋な王道ラブコメでした。 普通に好きになって付き合って、イチャイチャしっぱなしという甘々な物語。 ぼっちだから見える視点。その立ち位置が寂しいものかどうかは本人の気持ち次第で。 特別な事情はなく、小さなきっかけで紡がれていく恋。

遠回りをせず気持ちをぶつけ合い、他のよりかはちょっとイチャイチャし過ぎな気がしましたが、変化球なしの二人の世界は読者すら置いていくくらい甘々でした。


 

顔さえよければいい教室

ファンタジア文庫からの作品。

兄ナシでは生活できない池袋詩歌。 彼女が通うことになった芸能学校では「顔」をはじめとした外見ですべての評価が左右される教室だった。 ネットで顔を隠して伝説になったVSINGERの詩歌が学校のあらゆる常識を覆していく。

顔を出さずに声だけで伝説となっていたネットの世界とは違い、学園での争いは見た目が大事。 歌声がどれだけ素晴らしくても評価されることの難しさがそこにはありました。 才能があるけど生活能力皆無な妹。 そんな妹のプロデューサーとしての名目の兄が有能でした。

悪知恵も働くしいざとなれば土下座すらいとはない。その上で妹の意思は尊重して上げていて。 この2人の凄さもそうですが、秋葉原麻奈という存在があってのものって部分が良かったです。 縁の下の力持ちって感じの、誰かの才能に乗っかるやり方も知識あってのもの。

突出した才能たちが集まる、そんな学園でこう言った普通の人たちの存在が、彼ら彼女らを引き立てていると思えました。


許嫁が出来たと思ったら、その許嫁が学校で有名な『悪役令嬢』だったんだけど、どうすればいい?

ダッシュエックス文庫からの作品。

ある日突然許嫁と暮らすようにと言われた。 その相手は口と性格が壊滅的に悪いと呼ばれ、付いたあだ名が悪役令嬢のお嬢様だった。

一緒に暮らすまでの過程、暮らし始めてから悪役令嬢こと桐生彩音の真実を知って行っていました。 初対面では噂通りの女の子。 だけど噂が全てではなく、接していくにつれて分かってくる彼女の在り方。 完璧であって1人な彼女の蘇生術とも呼べる、自分を守るために魅せる姿が人を避けていて。

そんな近くで見たら不器用な桐生が可愛かったです。
許嫁という建前に対しての譲歩。
持ちつ持たれつの関係でも持たれかかるのは嫌いな彼女が出す代替え案など、彼女らしい固い考え方で。
敵で無ければ少し優しくなるギャップ。
関わっていくことで知っていける彼女の本質。

ほぼ関係がない状態から一つ屋根の下で暮らす2人が、気まずくなく楽しくやっていこうとする姿は、悪役令嬢には似合わない、柔らかい女の子に見えました。


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