勇者の棺桶、誰が運ぶの?ポンコツ娘は救われ待ち ★★★☆☆

ライトノベル

 

 

あらすじ

死んだ勇者がどうやって復活してるかって? 俺らが運んでるんだよ。

治癒魔法が突然世界から消え、五年が経った。
人々は気軽に治療ができず、冒険稼業はピンチを迎えていた。
そこで登場したのが、遭難した冒険者などを救出するレスキューギルド。
隊員の一人であるレスクの今日の任務は
「……ばたんきゅ~」
えっと、ダンジョンで弱小モンスターにやられた勇者の搬出?
世界を救う勇者だけは特別で、死んでも棺桶に姿を変える。
教会で祈りを受けることで復活できるが……肝心の棺桶は誰かに運んでもらう必要があるのだ!
今週17回目の棺桶になった勇者を何とか救いだしたレスクは、隊員として今日も街の平和を守るために「ばたんきゅ~」
……おっと、この話をしている間にもまた勇者が倒れたようだね。

Amazonから引用

 

作品

タイトル 勇者の棺桶、誰が運ぶの?ポンコツ娘は救われ待ち
著者 スフレ
イラスト clear 
発売日 2020年9月25日
レーベル MF文庫J
ページ数 296

 

感想

治癒魔法がなくなった世界で一人蘇ることの出来る勇者とレスキューギルドの物語。

息をする様に勇者はやられて棺桶に。5年前に治癒魔法が無くなって気軽に治癒が出来なくなった世界。ポーションなどが高騰するよくある展開で何故か勇者はやられたら棺桶にされて協会で祈りを捧げることにより生き返る!という話でした。

 

レスキューギルドは救援技能という力を持った魔法のような力で庭の草むしりからダンジョンで怪我をした冒険者達の救出に勤しんでいました。

 

勇者がやられて棺桶になる、やられた場所で棺桶になって魔物がそれを隠そうとするためにそれを運ぶ。それを防ぎつつ棺桶を回収し教会へと持っていく。これが日常みたいでした。

この部分はそれほどシリアスでもなかった上むしろ笑いでしたね。週に10回以上やられてるという弱々だけど助けを求めている人間を助けたいという勇者。

が、それ以上に下らないことでやられることが多かったからこそそこは笑いました。

 

勇者が勇者になった理由と主人公と勇者の関係。そうなんです!勇者勇者言ってますけどこれ主人公じゃないです!

もしかしたら2人とも主人公なのかも知れませんがどっちかというと表紙の男の子が主人公って感じでした。視点もこの子でしたし。

 

後半のシリアスからの展開は私的には納得しかねましたね。

確かにありな展開なのでしょうけど、棺桶ネタをここで作ってきたのに最後に使わなかった!主人公が皆んなを救いたいという気持ちは分からなくてもないですが、2人が協力して敵を倒した後に「あっ」みたいな展開で死んじゃうとかいう展開で締めて、棺桶をネタに使うと思っていたので。

 

どちらかというとシリアスよりのコメディでしたが、主人公に好意を抱いている人達もいましたからラブコメ要素もありました。

ラストの展開は賛否が分かれるかもですが、笑えて不快感もない努力友情勝利のお話が好みの方は是非読んでみて下さい。

 

 


勇者の棺桶、誰が運ぶの? ポンコツ娘は救われ待ち (MF文庫J)

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