三巻の感想→千歳くんはラムネ瓶のなか3
あらすじ
あの夏の、忘れ物を拾いにいこう。
インハイ予選を終えた7月。陽はチームの新キャプテンになった。
仲間とぶつかり合いながら切磋琢磨し、ともに高みを目指す日々。その姿はやけに眩しく、俺の心を揺さぶった。
そんなとき、野球部のエース、江崎が現れる。
「朔……頼む、野球部に戻ってくれ。どうしても、お前の力が必要なんだ」
――あの暑い夏の日。自分で止めた時計が、もう一度音を立てて動き出した。
これは、挫折と葛藤、そしていまだ胸にうずく“熱”の物語。
あの夏を終わらせて、もう一度、夏を始めるための物語。
Amazonから引用
作品
タイトル | 千歳くんはラムネ瓶のなか4 |
著者 | 裕夢 |
イラスト | raemz |
発売日 | 2020年9月18日 |
レーベル | ガガガ文庫 |
ページ数 | 421 |
感想
朔が野球部を辞めた理由から陽が朔に惚れてしまうまでの展開。
才能の感じ方は人それぞれって感じでした。
圧倒的に強い相手から、自分より少しでも上手ければ嫉妬して諦める理由が欲しくなる。
才能という一言で努力すらも諦めることに繋がれる魔法の言葉。
そんな才能を持った朔と努力を積み重ね陽の対象的のようで似ている2人が支え合っていました。
本当の気持ちを明日姉にすら話さなかった朔が陽に話して受け止めて。自分の立場も関係なく支えになってくれていてた陽にも限界がきてて。
だったらと朔が頑張るきっかけを見せてと熱い展開でした。陽が惚れてしまうのも仕方がなくカッコ良かったですね。
ここまで3…4人確定で惚れさせて、朔自身はどういう見解なんでしょうかね。
青春とはラブ…。皆んなの恋模様がどう動くのか、女同士のバトルが次に見られるかと思いたいけど、まだ主役を務めていないキャラもいるからその子待ちです!
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