次なるおとぎ話は浦島太郎?・シンデレラは探さない。2【感想】

ライトノベル

一巻の感想→『シンデレラは探さない。

 

あらすじ

礼の心の音を聞いた気がした、梅雨の時期――そして梅雨明け。
降り続いていた雨は幻のように消え、暑い夏がやってきた。
礼と二人で登校することにしてから、あっという間に時間は過ぎる。
そんなある日、怪我をした少年を助けた俺は、家まで送る途中で、彼の姉と出会う。
宮子という名の彼女は、実は同じ学校の後輩で、お礼としてクッキーを後日持ってきてくれた。
それをきっかけに、俺と礼、そして宮子が加わった、少し不器用で、でもどこかあたたかな関係は次第に深まっていき……!?
「先輩っ! アタシ、先輩のこと、好きみたいです!」
コミカライズも超話題! webで人気の青春ストーリー第二弾!

Amazonから引用

 

 

作品

タイトル シンデレラは探さない。2
著者 天道 源
イラスト 佐伯 ソラ
発売日 2021年3月2日
レーベル 講談社ラノベ文庫
ページ数 296

 

感想

怪我をした少年を助けたことで出会った柳宮子。二人の間に加わった彼女は少し不器用で、それを気にして気にしない二人の関係が深まっていました。

口絵で、というかあらすじでネタバレやん!と思いましたが物語はそれ以上に深かったですね。

レイのキャラってこんなんだっけ?ってくらい和やかな雰囲気を纏っていて、それを第三者から見た、陣と一緒にいるいないで変わっていて。

その第三者は複雑な家庭環境に感情を殺し過ごしていく日々。家族の普通を知らない宮子の言葉が相手に響いていました。

そんな宮子が陣とそしてレイと出会って少しずつ柔らかくなっていました。これがどちらか一人だけだったら今とそれほど変わらず、二人の姿に宮子の気持ちの変化が訪れたんだなと。

あとがきから自分も予想通りの展開ではなかったです。彼女の物語であって、彼女の物語でもあったんだなぁと。

ところで次が水着回って本当ですか?え、今回もう見せた?

ただ一箇所だけイラストと文が合ってなかった部分だけが残念でした。

 

時を止めていた浦島太郎の物語。

宮子の物語と思っていましたがその母の物語、と言った方が良さそうなお話で。

 

唯一真実を知らない宮子が真実へ辿り着く、そして真実を知っていて何年も止まっていた母のお話。

 

宮子と一緒に答えへと向かっていったつもりがまさかの真実。複雑すぎる家庭環境と、自分より優秀だった存在と2人で1人だったからこそ受け入れられなかった真実でした。

 
シンデレラは探さない。2 (講談社ラノベ文庫)

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